卒論や修論関係の作業がバタバタと過ぎ、ちょっと体調不良になってしまったりしていたら、あっという間に生態学会でした。
オンラインなのは寂しいですが、口頭発表は見やすいですね(でもやっぱり対面がいい…)。
今年は研究室から6件の発表を申し込みましたが、学生の発表のうち2件が「景観・遷移・更新」分野のポスター賞に選ばれました!
- [最優秀賞]〇相川詠紀・斎藤昌幸.景観の違いが哺乳類の農地利用に与える影響.
- [優秀賞]〇中根あすみ・榎本孝晃・斎藤昌幸.積雪環境におけるアカギツネとニホンテンの食性:農村景観と森林景観の比較.
どちらも卒論の内容で、頑張った甲斐があるでしょう。学生の卒論や修論でも多くの研究者が関わっている研究は多いですが、地方大の小規模な研究室の卒論でも生態学会のポスター賞がもらえたのはちょっと嬉しかったりします(私はもらったことない…)。あとは投稿論文にすることを頑張りたいと思います。
学会中には博士課程の院生の研究助成採択の連絡もありました。学生にとっては来年度の研究費のあてができて、一安心といったところでしょうか。山形大に来てからは学生の研究は鶴岡周辺でおこなってきましたが、ついに遠方に進出します(北海道!)。
生態学会は後半戦に入りますが、明日は卒業式ですし、研究室のデスクも片付けられたりしていて、大学的には寂しい気持ちになる時期です。新天地でもみなさん活躍してほしいですね。
さいとう